有馬温泉の街を歩いていると、お店の前にできた行列に出会うことがあります。揚げたてのコロッケ、焼きたての炭酸せんべい、ゆっくり味わう釜飯。「何を待っているのだろう?」と気になって、思わず足を止めたくなりますね。
今回は、有馬の温泉街で行列を見かけることの多い5店をご紹介します。季節や曜日、時間帯によって混み具合は変わりますが、とくにお昼どきや観光バスが入った時などは多くの人でにぎわいます。
ただし、同じ行列でも、商品の購入を待つお店と、昼食の席が空くのを待つお店では、時間のかかり方が違います。その違いも知っておくと、有馬の街歩きをもっと楽しめます。
1.竹中肉店|揚げたてコロッケを求めて並ぶ、食べ歩きの定番

湯本坂を散策していると、つい気になるのが「竹中肉店」の店頭。コロッケやミンチカツを求める人たちが列をつくる、有馬の食べ歩きの人気店です。神戸電鉄の観光案内でも、行列ができる名物として紹介されています。
お肉屋さん特製のコロッケは、じゃがいもの甘さを引き立てるレシピが特徴。温泉街を歩く途中、小腹を満たすのにぴったりの一品です。こちらの行列は、主に商品を購入するためのもの。店内で一食を楽しむお店と比べると、一人ひとりの購入にかかる時間は短めです。列ができていても、その長さだけで諦めず、進み具合を見てみるとよいでしょう。揚げたてを受け取ったら、通行の妨げにならない場所で、熱さに気を付けてひと口。有馬散策の楽しみが、また一つ増えそうです。

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2.湯の花堂本舗|焼きたての一瞬を楽しむ、なま炭酸せんべい

有馬のお土産としておなじみの炭酸せんべい。その焼きたてを楽しめるのが「湯の花堂本舗 太閤通り店」です。
名物は、職人が一枚ずつ手焼きする「なま炭酸せんべい」。目を引く「賞味期限5秒」という言葉は、焼きたての柔らかい食感を味わえる時間が、ほんのわずかということを表しています。時間がたつと、いつものパリッとした炭酸せんべいへ変わっていきます。こちらも、昼食の席待ちとは違う、焼き上がりと受け渡しを待つ行列です。一人にかかる時間は比較的短めですが、一枚ずつ焼くため、注文が重なると待つこともあります。受け取ったら、まずは出来たてのひと口を。写真を撮っている間にも食感が変わるので、撮影したい方は先に準備しておくとよさそうです。焼きたては熱いため、無理に急いで食べないようにしましょう。
3.くつろぎ家|時間に余裕を持って訪れたい、釜飯の昼食

「食べ歩きもいいけれど、お昼は座ってしっかり食べたい」。そんな方に人気なのが、釜飯のお店「くつろぎ家」です。鯛やタコなどの魚介、山菜の風味を楽しめる釜飯と、昔ながらの日本家屋の雰囲気が魅力。街歩きの途中に腰を落ち着け、ゆっくり食事を楽しめます。
こちらは、コロッケや炭酸せんべいの購入待ちとは、時間のかかり方が違います。
席に着いたお客さんが、料理を待ち、食事を楽しんでから次のお客さんへ席が移るため、列が短く見えても、すぐに入れるとは限りません。さらに、入店までの待ち時間に加え、料理の提供と食事の時間も必要です。くつろぎ家を昼食の目的地にするなら、街歩きの予定にも余裕を持たせておきたいところ。混雑しているときは、お店の案内に従って待ち状況を確認しましょう。釜飯のふたを開ける楽しみも、ゆっくり味わうひとときも含めて、有馬の昼食を満喫したいお店です。
4.くりの里|焼き栗と栗ソフトに誘われる、甘い寄り道

湯本坂の散策で立ち寄りたい「くりの里 有馬店」。焼き栗や栗のソフトクリームが楽しめる、秋の季節にピッタリのお店です。焼き栗を選ぶか、冷たい栗ソフトにするか。食べ歩きのおやつにも、お土産探しにも立ち寄りたくなります。お昼どきなど、人が集まる時間帯には店頭に列ができることも。購入する商品や注文数によって列の進み方は変わるため、その日の様子を見ながら並びましょう。秋の有馬散策なら、栗のおやつと紅葉を組み合わせるのも楽しみ方の一つ。温泉街の風景を眺めながら、季節を感じる寄り道はいかがでしょうか。
5.三ツ森|温泉街で味わいたい、まんじゅうの楽しみ

有馬の街で見かける「三ツ森」のお店。炭酸せんべいだけでなく、温泉街らしい和菓子も楽しめます。
金の湯近く、湯本坂の入り口にある「和菓子工坊ありま店」では、酒まんじゅうや、かりんとう温泉まんじゅうが人気です。温泉街で食べるまんじゅうには、旅先ならではの楽しさがあります。散策途中のおやつに一つ選ぶのも、家族へのお土産を探すのもよいですね。お昼どきなどには購入待ちの列ができることがありますが、こちらも席が空くのを待つ昼食のお店とは異なります。商品選びや箱詰めなどで時間がかかる場合もあるため、列の進み具合を見ながら待ちましょう。三ツ森は温泉街に複数の店舗があります。目当ての商品がある場合は、取り扱う店舗を確認してから訪れると安心です。
番外編.金の湯|有馬の金泉を楽しむ、入浴待ちの行列
グルメのお店とは違う行列ができるのが、温泉街の中心にある「金の湯」です。有馬を代表する赤褐色の金泉を日帰りで楽しめる施設として親しまれ、混雑する週末には入浴待ちの列ができることもあります。利用者が多い場合は、入場制限が行われます。金の湯の混雑は、食事のお店と同じようにお昼どきだけを目安にできるものではありません。入浴待ちに加えて、着替えや入浴の時間も必要なので、帰りの電車やバスの直前に予定を詰め込まないようにしましょう。
行列の長さだけでなく、「何を待つか」で予定を立てよう
コロッケや炭酸せんべいは、主に商品の購入や受け渡しを待つ行列。一方、くつろぎ家では席が空くのを待ち、入店後もゆっくり昼食を楽しむ時間が必要です。金の湯も、入場までの待ち時間と入浴時間をあわせて考えておきたいスポットです。
同じ人数が並んでいても、待ち時間が同じとは限りません。
しっかり昼食を取るのか、食べ歩きを楽しむのか、温泉にも入るのか。旅の目的に合わせて、少し余裕のある予定を立ててみてください。行列の先には、焼きたて、揚げたて、炊きたてのおいしさと、有馬ならではの温泉が待っています。気になるスポットを巡りながら、自分のペースで温泉街を楽しみましょう。
※行列や待ち時間は、季節・曜日・時間帯・当日の営業状況によって異なります。商品の取り扱い、営業時間、休業日などは、各店舗・施設の最新情報をご確認ください。
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