有馬温泉の中心部、湯本坂のふもとに建つ有馬本温泉 金の湯(きんのゆ)は、神戸市が運営する日帰り温泉施設です。有馬を代表する赤褐色の湯「金泉」に、気軽に立ち寄って浸かることができます。
宿泊しなくても有馬の名湯を体験できるため、日帰り旅行やお出かけの途中に立ち寄る方も多く、有馬温泉を初めて訪れる方に最もおすすめしやすいスポットです。
有馬の象徴「金泉」に浸かる
金の湯で楽しめるのは、有馬温泉の代名詞ともいえる金泉(きんせん)です。泉質は「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉」。地中から湧き出た直後は無色透明ですが、空気に触れることで鉄分が酸化し、特徴的な赤褐色(茶褐色)に変わります。
強い塩味と苦味、そして鉄の風味を持つ濃厚な湯で、体の芯までしっかり温まるのが特徴です。浴室は有馬の伝統工芸に欠かせない竹をイメージした「一の湯」と、瑞宝寺公園の紅葉をイメージした「二のゆ」の2つがあります。
金泉と銀泉の違いについては、金泉・銀泉とは|有馬温泉の泉質解説もあわせてご覧ください。

営業時間・入浴料金
営業時間は8:00〜22:00(最終受付21:30)です。
入浴料金は次のとおりです。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(高校生以上) | 800円 / 平日 650円 |
| 小人(小・中学生) | 350円 |
| 幼児 | 無料 |
| 2館券(金の湯・銀の湯) | 1,200円 |
※平日料金は、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆等の繁忙日を除きます。
※障害者手帳等をお持ちの方はご本人400円、介護者(大人1名)400円です。受付で手帳等をご提示ください。
銀の湯とあわせて巡りたい方は、有馬温泉 日帰り入浴おすすめガイドで回り方を紹介しています。
休館日
定休日は第2・第4火曜日(祝日の場合は営業し、翌日休館)と1月1日です。
このほか、設備の点検・改修などで長期の臨時休館となることがあります。お出かけ前に公式サイトで最新の営業状況をご確認ください。
無料で楽しめる「太閤の足湯」
金の湯の建物の横には、誰でも無料で利用できる足湯が併設されています。金泉をそのまま使った足湯で、15分ほど浸かるだけで全身がぽかぽかと温まると評判です。毎日通う地元の方もいるほどの人気スポットです。
利用時間は金の湯の営業時間に準じ、休みも第2・第4火曜日です。タオルは持参するか、金の湯の受付で購入できます。入浴の時間はないけれど有馬の湯を体験したい、という方にもおすすめです。
温泉の効能
金泉の主な適応症は次のとおりです。
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり
- うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性
- 病後回復期、疲労回復、健康増進
- (泉質別)切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害
なお、金の湯の温泉は飲泉はできません。
浴室にはボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤーの備え付けがあります。タオル・バスタオル・カミソリ・歯ブラシ等は館内で販売されています。
アクセス
神戸電鉄「有馬温泉駅」から徒歩約5分。温泉街の中心にあり、湯本坂やねね橋からもすぐの場所です。
専用駐車場はないため、お車の場合は周辺の有料駐車場をご利用ください。有馬温泉へのアクセス全般は有馬温泉へのアクセスガイド|電車・バス・車の行き方で詳しく解説しています。
編集部コメント
金の湯は、有馬温泉で「まず一湯」と言われれば真っ先に挙がる存在です。宿泊せずとも本物の金泉に浸かることができ、料金も手頃。温泉街の中心にあるので、散策の合間に立ち寄れる気軽さも魅力です。
金泉は見た目のインパクトだけでなく、湯上がりの温まり方が本当に長く続きます。夏場でも汗が引かないほどなので、水分補給を忘れずに。混雑を避けたい方は、開館直後の朝の時間帯が比較的ゆったりと過ごせます。
時間に余裕があれば、無色透明の「銀泉」が楽しめる銀の湯とあわせて2館券で巡るのがおすすめです。有馬が誇る2つの湯を1日で味わえます。
